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6月の誕生石 真珠 -純粋無垢・長寿- |
| ■完璧な美しさ | ![]() |
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真珠は、人類が最初に出会った宝石といわれている程、古来より世界中の人々のあこがれと人気を集め、神秘的な海の宝石として愛されてきました。他の宝石は、カットや研磨をしないとその美しさを表現出来ません。しかし真珠はありのまま、生まれ落ちた姿のままで完璧な美しさを備えた宝石です。そのため神話などにも多く登場し、神や人魚の涙、月のしずくなどと云われてきたそうです。 |
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■名前の由来 古来より珠というのは海などで産する円形の玉という意味があり、その中でも美しいものが真珠と呼ばれていたそうです。日本では、「古事記」や「日本書紀」、「万葉集」などにも『白玉(しらたま)』として登場しています。西洋でも、聖書の中に「豚に真珠を与うるなかれ」という言葉があり、また、ダイヤモンドが硬い石と語られているのに対し、真珠は「貴い石」「美しいもの」と記されています。現在はダイヤモンドが宝石の王様、真珠は宝石の女王として親しまれています。 |
| ■貝が造りだした宝石 | |
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古代から珍重され、5大宝石のひとつにも数えられている真珠。真珠は他の宝石と違い、鉱物ではなく、貝の体内によってつくりだされる有機質の宝石です。また、真珠には天然のものと養殖のものがありますが、本質的には全く変わりません。天然真珠は希少性が高いので、ほとんどが養殖です。 |
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| ■真珠の生成 |
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アコヤ貝などの真珠の母貝は、侵入した寄生虫や砂粒などを異物と判断します。そして自分の身を守るために自分の分泌液(貝殻と同じ成分)で、その異物を幾重にも包み込んでいくことによって真珠が出来ます。何年にもわたって積み重なった、この真珠層が独特の光沢を生み、人々を魅了しています。1893年に真珠の養殖に成功してから、日本で良質のアコヤ真珠が採れるようになり、今では世界の9割を占める真珠を産出しています。 |
| ■真珠の成分 |
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真珠は、成分のほとんどが貝殻の成分と同じ炭酸カルシウムを中心として形成されています。真珠は核のまわりを真珠層(炭酸カルシウム)が小さなレンガのように、何百から千層以上が積み重なってできています。一層の厚さは0.3〜0.6ミクロン(1ミクロン=1/1000ミリ)です。 |
| ■真珠が出来るまで |
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貝の寿命は約10年で、分泌液の代謝が盛んな時期に、真珠核を入れて真珠がつくられています。貝はだいたい1〜3年間、真珠層を巻いています。 |
| ■真珠の種類と産出地 |
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真珠の種類はさまざまで、真珠を生む母貝の種類によって分けられます。 |
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| ●アコヤ真珠 アコヤ貝を母貝とするアコヤ真珠は、世界で最も代表的な真珠で、日本では和珠と呼ばれ親しまれています。ほとんどが日本(伊勢、四国の宇和島、九州北西部など)で養殖されています。美しく上品な光沢が特徴で、シルバー、ホワイト、クリーム、ピンク、グリーン、ブルーなどがあります。日本では肌を美しくみせてくれるピンク系が最も人気です。アコヤ真珠はだいたい6〜9ミリの珠が一般的で、10ミリ以上の真珠はとても希少で、大珠といわれ価値がとても上がります。 |
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| ●白蝶真珠 最大の真珠貝であるシロチョウガイを母貝としている白蝶真珠。南洋真珠ともいわれていて、水温の高い限られた熱帯の海に生息しています。白蝶真珠はアコヤ真珠と同じようにアラゴナイトという炭酸カルシウムの結晶と、コンキオリンというタンパク質のシートがレンガ塀のように積み重なった構造をしています。この真珠の多くが10ミリ以上あります。真珠層が厚く、シルバー、ホワイト、イエロー、ゴールドなど、色彩があざやかで豪華な雰囲気をもっているのが特徴で、とくに美しいゴールド真珠は希少価値があります。形は、真円のラウンドや、月の涙と呼ばれるドロップ、オーバル、バロック、ケシ、周囲に直線の筋が入ったサークルなど様々な形があります。ドロップの形の良いものは大変希少価値があります。主にオーストラリアとインドネシアの2カ国で産出されています。 |
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| ●黒蝶真珠 クロチョウガイを母貝とした黒、もしくは深い緑や深いグレーの真珠。黒真珠とも言われています。亜熱帯から温帯にかけて生息し、日本では沖縄から南紀にかけて黒潮の通る大平洋側に生息しています。産出地はタヒチが大部分を占めています。白蝶貝よりもやや小さく、ドロップやバロック形のものがあります。とくに「ピーコックグリーン」と呼ばれている黒緑色のものが最高級とされています。 |
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| ●マベ真珠 マベ貝から採れる半球形の真珠で、艶やかで美しい虹色の輝きを放ちます。熱帯・亜熱帯海域に生息。中でも日本の奄美大島のマベ貝は世界のどの海域のマベ貝よりも美しく、最高級品とされています。淡いピンクやバラ色、ピンクを基調とした虹色、メタリックゴールドなど豊富なカラーが産出されます。 |
| ●淡水真珠 主にイケチョウ貝から採れる真珠で、琵琶湖や中国の湖水で養殖されていますが、多くは中国から輸入されています。核がないため、中心まで真珠層でできています。そのため、オーバルやドロップ、クロスなどさまざまな形の真珠ができます。大きさは2〜10ミリとさまざまで、色もホワイトやワイン、オレンジ、ピンクなど多彩な色の種類があります。 |
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| ■真珠の品質 |
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真珠の品質は、巻き(真珠層の厚さ)・テリ(光沢)・キズ・色・形・大きさなどで決まります。 ●巻き 真珠の価値を決定するうえで、最もたいせつな点は「巻き」です。巻きとは、核を取り巻く真珠層の厚さのことです。厚いものほど光の反射が深く、光沢に重厚さを加え気品のある風格をただよわせます。また、見た目だけでなく耐久性にもすぐれています。 ●テリ テリとは真珠の光沢のこと。巻きの厚さとも関係してきますが、厚くて養殖年数の長いものほど深みのある、真珠独特の光沢(テリ)をもっています。 この真珠のやさしい光沢は、真珠層そのものが半透明であることから、表面や真珠層における光の反射で美しく輝きます。結晶の表面が滑らかで結晶板がきれいに積み重なっているほど、光は正反射してテリは良くなります。逆にデコボコが多く、結晶板の配列が乱れていると、光が乱反射してテリは悪くなります。 ●キズ(エクボ) 真珠の表面に見られる針の先で突いたような小さなクボミのことです。天然宝石に内包物があるように、真珠にも粒が大きくなるにつれ、生まれながらのキズ(エクボともいいます)をもっています。キズがないほうが価値は上がりますが、全くキズのないものはほとんどありません。真珠のキズは、その真珠の個性であり、またその真珠が本物であるという証です。 ●色 真珠の色は多種多様です。自分にあった好みの色を選ばれると良いでしょう。日本ではピンク系が人気です。 ●形 真円であればあるほど良いものとされていますが、バロックでもしずく型やひょうたん型などは高く評価されるものもあります。変形を楽しめるのも真珠の魅力です。 ●大きさ 真珠の直径のことで単位はミリで表します。品質が同じであれば、サイズが大きくなるほど価値が高くなります。 ※バランスも大切です。自然の中で育った真珠は一粒一粒に個性があります。ネックレスなどの複数珠をすべて均一(大きさ、品質など)に揃えるのはとても難しいのです。 |
| ■柔らかい宝石 | |
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真珠は、薄層からなる多重構造のため弾性があり、他の宝石よりも欠けや割れが少ないのが特徴です。 硬度は他の宝石類と比べて2.5〜4(歯よりは硬くガラスよりは柔らかい)と、とても柔らかく傷がつきやすいので注意が必要です。保管する際には、他の宝石とぶつからないように、柔らかい布に包むか別々のケースに入れておくようにしましょう。 |
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| ■真珠はデリケート | |
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真珠の主成分である炭酸カルシウムは熱や酸に対して、とてもデリケートです。汗や酢、果汁(特にみかん)や湿気にも注意が必要です。付着したままにすると、テリが劣化する原因になります。 |
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| ■真珠のお手入れ |
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●丁寧に扱いましょう パールは、ダイヤモンド・ルビー・サファイヤなどに比べると、かなり柔らかく非常にデリケートな宝石です。金属や硬い石に擦りつけないように注意しましょう。また、脱脂綿で包むと漂白作用により、パールの色つやがなくなることがあるので、注意して下さい。 ●汗や酸に気を付けましょう 素肌にネックレスをつけたまま汗をかくと、汗がパールの表面に付着し、光沢を失います。使用後は必ず柔らかい布で拭く習慣を身につけましょう。 パールの表面は炭酸カルシウムでできているので、酸性の液が着くと表面をいため光沢が失われます。(フルーツジュース・ドレッシング・ケチャップ・コーヒー・ビール・コーラ・シャンプー・リンスなどが酸性です。) ●ネックレスの糸は2〜3年に一度はかえましょう 汗などの汚れにより、早く糸を弱くさせてしまいます。玉と玉の間に隙間ができるような状態になった時は糸替え時です。お使いになる回数にもよりますが、お早めに糸の通しかえにお出しください。 ●パール製品はオーデコロンをつけてから パールの表面が吸収性があるので、香水やオーデコロンを吸ってシミになるばかりでなく、色や光沢を変えてしまうことがあります。お出かけの直前にネックレスやイヤリングをつけるほうがいいでしょう。 ●パールのお手入れ 目に見えない手の脂分や、汗などは光沢を失う原因になります。ご使用になりました後、柔らかい布でそっと拭いてからしまうようにしてください。これがパールの美しさを保つ秘訣です。 |
| ■真珠の単位 |
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真珠の重さの単位を匁(もんめ)といいます。英語ではMomme、世界共通単位です。ちなみに1匁=3.75gです。 長さはインチinch、サイズはミリmmで表します。 |
| ■結婚記念日 |
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真珠は、結婚記念30年目を祝う宝石です。ヨーロッパに伝わる伝説によると、真珠は結婚を長続きさせるお守りと言われているそうです。 |
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1月 ガーネット |
3月 アクアマリン さんご |
5月 ![]() エメラルド ひすい |

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